「一人情シス」でも業務改善やDXで素早く成果を出す手法|AppSheet×スプレッドシート×チャット型生成AIの開発手法
- 平田 和也

- 2024年11月27日
- 読了時間: 3分
「一人情シス(やそれに準ずるレベルの人数規模)で業務改善やDXをしたい」、また「システム内製がよいがコーディング経験がない」なんて場合でも、素早く成果を出す手法の提案をさせていただきます。それが「IF関数等を用いた条件式でAppSheetのデータ閲覧・追加・削除・編集が行える条件がコントロールできる。また主要なデータベースとされるスプレッドシート側でもデータ操作をApps Scriptでコントロールできる。それらをChatGPT等チャット型生成AIを用いて爆速で複雑な式・スクリプトを出力する方式で開発する手法」です。
フロントエンドもバックエンドも高速で実用できるものをつくれる手法
AppSheetはノーコードでアプリがつくれるツールとして紹介させることもあるけど、作りこめば1つの条件式で関数19個分になっとったりする。そのような条件式が今回は6個。条件式といっても表計算ソフトの数式と似たようなものだけど、作成そのものにかかる時間がだいぶ短縮できる。Apps Scriptは言わずもがな。またそのような条件式・スクリプトを開発できるようになることについて、私はまずHellow Worldレベルでもいいから「プログラムをどこで書くか」、「基本的な形がどうなっているか」などの基本を手を動かして学ぶ。その後は実際にチャット型生成AIで出力して実業務を行っている。条件式・スクリプトなんて基本英語なんだから出力されたものを素でもある程度読め、わからない関数を調べればいい。条件式・スクリプト内の項目名の変更・移動に合わせた微調整はできるし、明らかにおかしいところはわかる。「一人情シスです」なんて方でプログラムが書けなくても、このレベルができるようになればできることの選択肢は大幅に広がる。もちろんこの手法にはいろんな課題もあるだろうが、情シスやエンジニアやプログラマーが複数人以上の規模でもなく「一人情シス」レベルならば、とにかく何か業務効率化やDXを進めることができることの方が重要ではないだろうか。また業務の過度な属人化を防ぐためにもこの「中小企業の職場でPCに詳しい人と言われるレベルの人」であれば容易に身につけられる手法ぐらいがちょうどいい塩梅なのではないだろうか。誰だって今日の退勤時に交通事故で亡くなるといった計画外の可能性はあるし、計画的な退職であってもそのポストに対する人件費の予算はある程度決まっているわけで、あなたが今本格的なコーディングを身に着けてシステム構築を進めた状態であなたがいなくなる状況になったとき、その職場は次の人を見つけられるだろうか(もちろん経営者とこのリスクについての意思疎通を行った上でやるならば話は別だが)。
少ないリソースでもDXを
「社内システムの開発・管理」「社内ICT機器の設定・管理」「ヘルプデスク」「ICT戦略の策定」と一人情シスは一人で全体をやる。短期間で開発できるようになることで、他にリソースを避けるようになる。外部に委託していなければヘルプデスクも情シスが行うが、業務改善の種としっかり触れ合う時間に割くこともできるし、「情シスで簡単な改善を行う→次の改善のために業務部門に時間を割いてもらい情シスに状況把握させてもらう」のように次の改善に進めることもできる。あなたの環境にあった手法の活かし方をしていただけたら幸いです。
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